手書き文字

最近、手書き文字を見たり書いたりする頻度が
極端に少なくなった。
一番多いのが、PCに保存してあった
メールやドキュメント・WEBからの
コピー&ペースト。
または携帯から送信してそれを使ったり。
さらに進むと手書き風フォントなどもあって
だまされてしまうかも知れない。
タイピングそのものの機会さえかなり減っている。
そうやって文字を書くことが減っているから、
役所や学校から何か書かされる羽目になると
「ちぇっ」と思う。
そんなわけで、手書きのノートや手帳に
何かビッシリ書き込みをしてあるのを見ると
不覚にもキュンとして(?)*1
「マメだなあ。偉いなあ…ウルウル」
としてしまうこのごろなのでした。*2
このままどんどん文字を
手で書かなくなっていくと確実に
文字(特に漢字)を覚えなくなっていくに違いない…
こどもにもPC・ITリテラシーは必要だけれど
日本人の誇れるアイデンティティでもある
「ひらがな+カタカナ+漢字+アルファベット使いこなし」
という特性が弱くなることは避けたいし、
教育的観点と実践的観点の間に立って
なかなか悩ましいところだと思う。

*1:この場合どういうわけか、あまり達筆でないほうが特にその傾向が顕著

*2:私は字を書くのが苦ではないけど、マメじゃないので手帳で何かの管理というのが続かない性質